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歯周病は重度になると完治することが難しい病気です。軽度から中等度であれば完治または進行を止めることができます。そのためには早期の発見が大事になります。豊富な経験と知識でわずかなサインでも早期発見できるように心がけております。
治療にあたっては歯科一般の治療、歯周外科、噛み合わせ、歯科矯正、インプラントなど総合的かつ包括的な知識と技術が必要となります。歯周病専門医は患者様一人一人の視点に立って治療方針を提案していく事ができると考えております。
当歯科医院長は、厚生労働省日本歯科専門医機構認定の歯周病専門医です。歯周病が軽度の方から重度の方まで的確な歯周病治療を受けて頂けます。
【経歴】
愛知学院大学歯学部卒業
愛知学院大学歯学部歯周病学講座非常勤講師
松本歯科大学歯周病学非常勤講師
【所属学会・団体】
日本歯周病学会専門医・指導医
歯科医師臨床研修医指導医
歯学博士
歯周病といってもお口の中は患者さん一人一人で全く違います。まずはお口の中のことを知りましょう。
歯周病の検査やレントゲンを使って詳しく説明します。治療は患者さんとの２人三脚です。セルフケアーが重要になります正しい知識を日本歯周病学会認定歯科衛生士がお教えします。
歯石を取ったり、重篤な場合は外科的治療を行ったり再生治療を行ったりとステップを踏んで治療を進めていきます。
治療が一段落しても気は抜けません、メインテナンスで再発を防ぎましょう。
定期的なチェックと専門家によるクリーニングは、健康を維持する上で重要です。
歯周病というのは、細菌により引き起こされる歯肉や歯槽骨といった歯周組織の感染症です。成人の約70％が歯周病だと言われており、症状が進行し気が付いた時には歯が抜けてしまうということもあります。
それだけではなく、糖尿病や脳卒中、肺炎などの病気との関連性があると報告されているとても怖い病気です。
しかし、しっかりと処置することで歯周病の進行を止め、予防することができます。毎日のケアとチェックで予防と早期発見をしましょう！
歯周病の最大の原因は、プラーク（歯垢）です！
プラーク（歯垢）が、付着しやすい部位として多いのはは歯と歯肉の境目になります。細菌が入り込み、歯肉の炎症（歯肉炎）を起こして、ブラッシングを行う際に出血します。
さらに進行していくと、少しずつ歯周ポケットは深くなり、歯を支えている骨（歯槽骨）を溶かして、冷たい物を口にした際にしみることもあります。さらに悪化すると、歯肉の炎症が強くなって、膿が出て、口臭が出てきたり、歯がグラグラになったりすることもあります。また、重度になると歯が抜けてしまうこともあります。
今や国民病といっても過言ではない歯周病は歯を失う原因の第1位です。また、歯周病は口腔内に収まらず歯周病菌によりできた毒素と炎症物質が血管を通じて全身に運ばれて悪影響を及ぼします。
| 糖尿病 | 歯周病と糖尿病は相関関係にあると言われています。糖尿病を発症すると免疫力が低下して、感染症である歯周病を併発しやすくなってしまいます。また、歯周病菌によって糖尿病の危険が高くなるとも言われています。 |
| 肺炎 | 口腔内にある歯周病菌が食道ではなく気管に入り込んで、肺や気管支に感染して肺炎を引き起こす危険があります。免疫力が下がっている高齢の方や病気中の方は注意することが重要です。 |
| 血栓による疾患 | 歯周病菌が血管に入り込んで血流に乗り体全身に運ばれると、動脈硬化を誘導する物質が働いて、血管内に血栓ができやすくなります。心筋梗塞や動脈硬化、脳梗塞といった生命の危険にかかわる病気を引き起こす原因となります。 |
| 早産・低体重児出産 | 歯周病菌が増えていくと陣痛に似た筋肉収縮を引き起こすため、低体重児出産や早産を起こす危険があります。女性の方は妊娠中に女性ホルモンの影響により歯周病になりやすい傾向にあるので、妊娠中の方、妊娠を控えている方は注意するようにしましょう。 |
歯ぐきの腫れや出血、膿は、歯周病が進行しているサインの可能性が高いです。放置すると、歯を支える骨が溶け、最終的に歯が抜け落ちる原因となります。
この症状は自然治癒しないため、進行度を正確に検査し、適切な治療を行うことが非常に重要です。まずは詳しい原因を知り、これ以上悪化させないための治療法を検討しましょう。
硬いものを噛んだときに感じる痛みは、虫歯の進行、歯の根の炎症、または歯周病など複数の原因が考えられます。痛みを我慢し続けると、病気がさらに悪化し、治療が複雑になるリスクが高まります。
あなたの歯で何が起こっているのか、精密な検査で原因を特定し、痛みを根本から解消するための治療をします。
歯がぐらつく現象は、歯を支える骨（歯槽骨）が溶けている重度の歯周病を示す危険なサインです。早期に対処しなければ、大切な歯を失ってしまう可能性が極めて高い状態です。
ぐらつきが悪化する前に、ぐらつきを止めるための専門的な検査と、可能な限り歯を残すための治療を受けることを当院では推奨しています。
ご自身の口臭が気になる場合、その多くは口腔内の細菌の増殖が原因です。特に歯周ポケットに溜まった汚れが原因となっているケースが多く見られます。
口臭は自分では気づきにくいものですが、放置すると人間関係にも影響します。
当院では口臭の原因を特定し、根本から改善するための治療を行い、効果的な自宅でのケア方法を指導します。
食事のたびに歯の間に食べ物が詰まるのは、歯並びの変化や歯ぐきが下がったこと、あるいは以前の詰め物・被せ物の不適合が原因です。詰まりを放置すると、そこから虫歯や歯周病が発生しやすくなります。
当院では歯の間の詰まりを痛くないよう丁寧に洗浄し、健康的な口腔環境を取り戻すための治療をいたします。
朝起きたときなどに口の中がネバネバするのは、唾液の量が減っているか、口腔内の細菌が増えすぎているサインです。これは、口臭や虫歯、歯周病のリスクを大幅に高めます。
当院ではネバネバの背後にある根本的な原因を特定し、唾液の機能を高めて、一日中スッキリとした口腔内を保つための治療とセルフケアの指導を行います。